多嚢胞性卵巣症候群かもしれないと診断されましたが、妊娠できないのでしょうか。
(27歳 女性)
多嚢胞性卵巣症候群は不妊を起こしやすいですが、妊娠を望む場合は排卵誘発療法や周期的黄体ホルモン療法などの治療法があります。まずは、かかりつけの主治医に相談されることをおすすめします。
月経不順で婦人科を受診したところ、女性ホルモンが不足していると言われました。女性ホルモンが果たす役割とはどのようなものでしょうか。
(21歳 女性)
排卵を促して妊娠・出産を行うことが最大の役割ですが、それ以外にもさまざまな役割があります。
女性ホルモンにはコラーゲンの生成を助ける作用があり、肌や髪の毛、爪などのハリや潤いを保ちます。その他にも骨の密度を保ったり、コレステロールを調節して動脈硬化を防いだりします。記憶力や精神の安定なども、女性ホルモンの働きによるところが大きいです。